東野 幸利

【日本株】市場はある意味、ダイバージェンスの状態

史上最高値を更新したTOPIX 7月4日、TOPIX(東証株価指数)は1989年につけた史上最高値を更新しました。日経平均はすでに3月の段階で史上最高値を更新していましたので、かなり遅れての現象ですが...

【日本株】インバウンドの勝ち組となった百貨店株

高島屋や三越伊勢丹ホールディングスなど、上昇基調続く百貨店株 高島屋(8233)とJ.フロント リテイリング(3086)が6月28日の引け後に2025年2月期の第一四半期の決算を発表し、両社ともに通期...

日経平均の中期線が横ばいから下向きへ

もみ合い続く日経平均、改めて移動平均線によるテクニカル分析とは 日経平均は依然としてもみ合い基調で、6月21日は5日移動平均線と25日移動平均線に挟まれるような値動きとなり、ローソク足は「十字足」を形...

【為替】米ドル/円の時間軸の分析

FRBによる利下げ開始は先送りになる見込み 米労働省が発表した5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比27.2万人増と市場予想の18.5万人増を上回り、平均時給も市場予想を上回りました。米連邦準備理...

日本株、今後起こりうる事象を考える

日米の長期金利上昇を背景に、特異的上昇だった電力株 東京株式市場は6月相場入りとなりました。5月相場では、日米の長期金利上昇を背景に金利敏感株である保険や銀行株がよく上がりました。それ以外で特徴的だっ...

ハイテク株は選別物色の局面へ

日経平均、TOPIXともに高値引け 週明けの東京株式市場は力強さに欠けたものの、日経平均、TOPIXともに高値引けとなりました。2024年は月曜と金曜は他の曜日に比べ相対的に上昇する傾向が強いようです...

【日本株】相場は相場に聞くべし

国内は決算シーズンが終了し材料難 日米株の「セルインメイ(5月に売れ)」の効果は、4月30日付けのこのコラム「日米ともにセルインメイ(Sell in May)の効果大」で検証済みなのですが、あくまでも...

決算乱高下の日本株を横目に、米主要指数は高値に近づく

高い期待値から重い展開になった日本株 米ドル/円の乱高下への警戒や、国内企業の業績見通しへの期待値低下などが日本株の上値の重荷となっています。3月までの日経平均やTOPIX(東証株価指数)の上昇で、相...

今後の株価調整についての考察

今回はゴールデンウィーク連休前の5月2日、あるテレビ番組に生出演した際に、同席したキャスターから事前に頂いた質問と、私が出演直前に考えた回答を紹介したいと思います。実際、生放送内でどれだけ答えられたか...

日米ともに「セルインメイ(Sell in May)」の効果大

米国株における「セルインメイ」の投資効果 5月1日から東京株式市場は5月相場を迎えます。4月は新年度入りによる新規資金流入や海外投資家による日本株買いなど過去のアノマリーが話題になることが多いのですが...